研究成果の公開
機関リポジトリ
本学では、教育研究活動の成果を公開する機関リポジトリを運用しています。
機関リポジトリとは、大学における学術研究・教育活動の成果を保存・蓄積し、学内外に無償で永続的に公開するためのシステムです。

教育研究成果の登録
登録できる人
佐賀大学に在籍する、または在籍したことがある役員、教職員及び大学院生
登録できる資料
学術雑誌論文、学位論文、紀要論文、研究報告書、会議発表論文、図書、教材、本学所蔵の学術情報資料、その他本学における教育研究活動の成果物
登録方法
図書館で論文の登録を行いますので、下記のとおり学術情報担当までご提出ください。
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学術雑誌論文の場合
登録用Webフォームに入力し、送信してください。
著作権が出版社、学会等の場合、許諾状況がそれぞれで異なるため、図書館で著作権の確認を行い機関リポジトリへ登録します。 -
本学紀要論文の場合
下記のお問い合わせ先まで、論文等をメール添付または電子メディアで送付してください。
なお著作権者が著者の場合で共著者がいる場合は、共著者全員の同意が必要になります。 -
お問い合わせ先
詳細は 附属図書館学術情報担当までお問い合わせください。
TEL:0952-28-8905(内線 6-8905) FAX:0952-28-8910
メール:denshi*mail.admin.saga-u.ac.jp(*は@に変換してください。)
教育研究成果の利用
登録された資料は、Google、CiNii(国立情報学研究所論文情報ナビゲータ)などで世界中から検索され、多くの研究者が本文を見ることができるようになります。
- 機関リポジトリ:https://saga-u.repo.nii.ac.jp/
- 問合せ先:附属図書館学術情報担当 8905
オープンアクセス(Open Access、OA)について
研究成果物である論文などの学術情報を、インターネット上で一般向けにも公開し誰でも無料で自由にアクセスし利用できるようにすることです。
著者にとってのオープンアクセスのメリット
・インターネット上で全世界の人に無料で論文を読んでもらうことができます。
・論文が引用される可能性が高まります。
・研究成果を公開・共有することで社会に還元し、学術活動の進展に貢献できます。
オープンアクセスを実現する手段として、主に次の2つの方法があります
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グリーンOA
各研究者が雑誌へ投稿するのとは別に、所属機関の機関リポジトリ等で同じ論文を登録(セルフアーカイブ)しオープンアクセスにする方法
学術情報担当
Tel:0952-28-8905 (内線 8905)
e-Mail:denshi[at]mail.admin.saga-u.ac.jp([at]を半角の@に変換してください)
本学機関リポジトリ:https://saga-u.repo.nii.ac.jp/
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ゴールドOA
各研究者が論文投稿料(APC: Article Processing Charge )を支払うことより、学術雑誌をオープンアクセスにする方法
オープンアクセス投稿の際の注意喚起
オープンアクセス出版を行うジャーナルの中には、APCの収益を目的とした粗悪な学術誌(いわゆる「ハゲタカジャーナル※」)も存在しますので十分にご注意ください。
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論文投稿の際には粗悪学術雑誌”ハゲタカジャーナル”にご注意ください
近年、オープンアクセスジャーナルの増加とともに、査読誌でありながら、論文投稿料(APC)を得ることのみを目的とした、適切な査読を行わない粗悪なオープンアクセス形式の学術誌、いわゆるハゲタカジャーナル(predatory journals)が増加し問題になっています。ジャーナル出版社が、直接研究者にメールして論文投稿の勧誘を行うケースもあるようです。安易にその誘いにのってしまって論文を投稿してしまうと、後で投稿料に関するトラブル、自分の研究が正当に評価されないといった不利益を受ける可能性があります。
そのため、研究者自身が、粗悪な学術雑誌への投稿リスクを十分ご理解の上、論文の投稿先を慎重にご検討くださるようお願いします。
以下のようなサイトを活用すれば粗悪ジャーナルへの投稿や引用を防止出来ますのでご参考ください。
ホワイトリスト | Directory of Open Access Journals (DOAJ) | 厳格な審査を通過したOAジャーナルを収録 |
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Quality Open Access Market (QOAM) | OAジャーナルのAPCや品質に関する情報提供サイト | |
Scopus | 収録基準を有する文献DB | |
チェックリスト | Think Check Submit | Japanese | Think. Check. Submit. (thinkchecksubmit.org) |
Think Check Attend | 信用できるカンファレンスを選ぶためのチェックリスト |
※ ホワイトリストはあくまで判断の目安であり、ホワイトリストに収録されていないものが全て悪質なジャーナルであるというわけではありません。
(参考)
・日本経済新聞(2019年2月7日)
学術の健全性損なう「ハゲタカジャーナル」
・毎日新聞(2019年3月12日)
「ハゲタカジャーナル」投稿控えて 日本医学会、加盟129学会に注意喚起
図書館概要
佐賀大学附属図書館は、本庄キャンパスに本館、鍋島キャンパスに医学分館があります。
開館時間
授業期 | 休館日 | |
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月~金 | 土日祝 | |
8:30~21:00 | 10:00 - 18:00 | 夏季一斉休業日 年末年始 |
- 臨時休館する場合がありますのでご注意ください。
- 学内所属の教職員・学生向けの早朝開館については、カウンターまたは医学分館担当までお問い合わせください。
研究支援
佐賀大学附属図書館では、図書70万冊に加え、雑誌、電子ジャーナル、文献データベース等を整備し、研究活動をサポートしています。 各種サービスは、附属図書館ホームページから利用できます。
図書館利用証
職員証が図書館利用証を兼ねます。
図書館OPAC
佐賀大学附属図書館の蔵書検索です。図書・雑誌・電子ジャーナル・電子ブックを検索できます。
電子ジャーナル・電子ブック
佐賀大学で利用できる電子ジャーナル・電子ブックの情報を掲載しています。
また、CiNii、医中誌Web、Ovidなどのデータベースの検索結果から、ナビゲーションにより、フルテキストを閲覧することもできます。一部の電子ジャーナル・電子ブックについては、学内認証システムを使用して、学外から学内と同じように利用することができます。
My Library(図書館ポータル)(日本語・English)
学内者向けの図書館ウェブサービスです。
図書館へ来館することなく、貸出状況の照会、ディスカッションルームの予約、他の大学への複写依頼などが、ウェブ上で利用できます。学内、学外を問わず利用できます。総合情報基盤センター発行のユーザーIDとパスワードを使ってログインします。詳しくはこちらのページをご覧ください。
資料の貸出・返却・予約
貸出
資料と職員証をカウンターでご提示ください。また、自動貸出返却装置でも貸出ができます。
返却
開館時間内は、カウンターまたは自動貸出返却装置で返却ができます。返却には図書館利用証は必要ありません。
返却は貸出手続きを行った館に限ず、本館・医学分館いずれの館でも受け付けています。
閉館時は返却ポストにご返却ください。
貸出期間の延長
予約貸出期間を延長できます。返却期限内にMy Library(図書館ポータル)(日本語・English)「貸出・予約状況 確認する」から手続きを行えば、来館せずに更新(延長)ができます。また、借りている資料を持ってカウンターまたは自動貸出返却装置で手続きを行うこともできます。
予約
図書が貸出中の場合、OPACの検索画面から予約することができます。
貸出条件
- 図書 5冊以内 2週間以内
- 雑誌 3冊以内 3日以内
- 指定図書 3冊以内 3日以内
- 視聴覚資料 3点以内 3日以内
※雑誌最新号、禁帯出資料は貸出できませんのでご注意ください。
資料の取り寄せ
学内から
図書
必要な図書が本館にある場合、取り寄せることができます。
雑誌論文[有料]
必要な文献が本館にある場合、文献のコピーを取り寄せることができます。
学外から
図書[有料]
佐賀大学で所蔵していない図書を取り寄せることができます。
雑誌論文[有料]
佐賀大学で所蔵していない文献のコピーを取り寄せることができます。
My Library(図書館ポータル)(日本語・English)「文献複写・図書貸借-申し込む」からご依頼ください。
カウンターでも受け付けています。
取り寄せた図書は受け取った館でご返却ください。
他大学図書館の訪問利用
他大学・機関の図書館・図書室を利用する際に、所属大学が発行する紹介状が必要な場合があります。
図書館長名の紹介状を発行します。
附属図書館ホームページから「他大学図書館利用願」を印刷し、必要事項を記入のうえ、カウンターまたは医学分館担当へお申し込みください。
学位論文の利用
佐賀大学に提出された博士論文、修士論文(医学)を所蔵しています。閲覧をご希望の場合は、カウンターへお申し込みください。
レファレンス(調査サービス)
データベースの使い方など、図書館資源の活用方法について質問を受け付けています。
また、文献の所在や入手方法などについて調査を行い、研究に必要な情報を入手するためのサポートを行っています。
附属図書館ホームページから「My Library(図書館ポータル)(日本語・English) 」へログインし、「メニュー」→「各種依頼」→「レファレンス依頼」からご依頼ください。 カウンターでも受け付けています。
研究費による資料の購入
図書
附属図書館ホームページから「執務用図書承認依頼書」を印刷し、必要事項を記入のうえ、カウンターまたは医学分館担当へお申し込みください。
雑誌
国内雑誌
附属図書館ホームページから「国内雑誌購読申込書」を印刷し、必要事項を記入のうえ、医学分館担当へお申し込みください。 随時受け付けていますが、年間契約で購読するものなどは、申し込みや購読中止の時期が制限されることがあります。
外国雑誌
例年6月頃に次年度契約の予約購読調査を行います。医学分館担当から照会を行いますので、この時期にお申し込みください。
電子ジャーナル
電子ジャーナルは、全学共通経費で購入しているものと部局経費で購入しているものがあります。部局経費で新規に電子ジャーナルの購読を希望される場合は、例年6月頃に実施する外国雑誌予約購読調査の際にお申し込みください。
館内でのWiFi(無線LAN)利用
WiFi(無線LAN)を利用できます。
著書寄贈のお願い
図書館では、本学教員の著書を収集し利用者に提供しています。著書を上梓された際は、是非図書館にご寄贈ください。
附属図書館ホームページから「資料寄贈申込書」を印刷し、必要事項を記入のうえ、図書と一緒にカウンターに持参していただくか、学内便でお送りください。
教育支援
学生用資料の整備
教員推薦図書
医学分館に配架する教育用・研究用図書について、医学部・病院の教員に推薦をお願いしています。医学分館担当より推薦依頼を行いますのでご協力ください。
シラバス掲載図書
医学部の学習要項に掲載されている指定図書と参考書を購入しています。指定図書は専用の書架に配架しています。図書館側で調査して購入しますので手続きは不要です。
オリエンテーション・講習会
例年、4月に新入生オリエンテーションを行っています。医学科・看護学科ごとに授業時間に行います。
医学科3年生、医学科4年生や大学院生を対象にそれぞれデータベース講習会を行っています。
利用説明会
利用頻度の高い特定のデータベースについて、提供元などから講師を招き、利用説明会を行っています。
日程や内容は図書館で設定し、ご案内します。
例 Scopus、日経テレコン など
図書館施設の利用
図書館の下記の施設をご利用できます。
ゼミまたは視聴覚機器の利用等
名称 | 席数 | 設備 | |
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![]() 医学分館 2階 |
ディスカッションルームA | 16 | 無線LAN利用可 ホワイトボード ブルーレイプレイヤー VHS/DVD/CDプレイヤー |
ディスカッションルームB・C・D | 8 | 無線LAN利用可 ホワイトボード VHSプレイヤー DVDプレイヤー |